事業紹介
地理空間事業
業務内容
文化財
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発掘調査
- 土に埋まった文化財を丁寧に掘り、遺構や遺物の記録保存を行っています。
- 様々な遺跡で、作業員さんに指示をし掘削して、検出した遺構や遺物の記録をとります。また、調査により得た情報から、遺構の性格や用途などを推測し遺跡の性格や当時の状況を推測していきます。
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一次整理
- 遺跡で出土した遺物の洗浄や復元を行っています。
- 出土した土器や石器等を丁寧に洗浄し、出土した位置情報を遺物に書き込み、同一個体の遺物は接合し復元していきます。
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報告書作成
- 発掘調査の成果をまとめた報告書の作成を行っています。
- 発掘調査で得た様々な情報を一冊の本にまとめます。ページのレイアウトや執筆等を行っています。
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3次元測量
- 横穴などの遺跡や、建築物、断層など様々なものをレーザー及び写真で計測図化しています。
- 熊本地震で確認された布田川断層をレーザーで計測し記録を残しました。
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遺構実測
- 遺跡内にある遺構の実測作業を行います。手書きやトータルステーションを使った実測、写真測量など方法は様々です。
- 遺構の性格や用途などを推測するための情報が欠落しないように注意を払いながら実測します。
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遺物実測
- 遺跡から出土した土器や石器の実測を行います。
- 遺跡から出土した様々な土器や石器等を一点ずつ計測し、繊細な実測図を作成しています。
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デジタルトレース
- 遺構や遺物の実測図をパソコンの描画ソフトを使用してトレースを行っています。
- 遺跡内で作成した遺構の実測図や、出土した遺物の実測図を描画ソフトを使用してトレースしています。実測図に表現された様々な情報が欠落しないように丁寧にトレースしています。
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遺物写真撮影
- 報告書に掲載するための遺物の写真を撮影しています。
- 遺物の色や質感、紋様などの情報をそのまま伝えられるように撮影を行っています。実測図では表現できない情報は、写真で補えるように撮影を心がけています。
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基準点・水準点測量・メッシュ杭設置
- 現場作業を始めるにあたり、必要な基準点や水準点を設置しています。
- 現場作業を行う際に必要となる基準点や水準点の設置を行っています。調査区内のメッシュ杭の設置も行っています。